マインド改革ラボ-1日5分、30日で変わるリーダーの思考法-

リーダーに必要なマインドを5分で解説。この積み重ねであなたの思考は劇的に変わる。

よく言われる『人生を変えた出来事』にどうすれば出会えるのか?

お疲れ様です。


今日は皆が憧れる『人生が変わる瞬間』について、少し持論を交えつつ考えていきたいと思います。

というのも、私自身、数年前に人生を変える瞬間に出会った経験があるのです。

具体的には、ただの「会社のお荷物」だった私が、そこからリーダーとしての道を歩み始めたことがありました。

今回は、そんな経験を例に、「どうすれば人生を変える瞬間に出会えるのか」を独断と偏見で持論展開します。

 

 

 

人生を変える出来事には2つのタイプがある

 

まず、人生を変える出来事には大きく分けて2つのタイプがあると思います。

 

 

 

1. カミナリタイプ

これは、まるで頭上に雷が落ちたかのように、ある瞬間に劇的に価値観や行動が変わるパターンです。

皆さんが「人生を変えたい」と思うとき、イメージするのはきっとこちらでしょう。例えば、憧れの人との出会いや、大きな失敗、感動的な出来事など、一瞬で自分を変えてしまうようなものです。

 


でも実際には、そんな「カミナリタイプ」の出来事はごく稀です。

人生を変える瞬間のほとんどは、もうひとつのタイプに属しています。

 

 

 

2. 種蒔き開花タイプ

これは、あるきっかけが後からじわじわと効いてきて、やがて花開くようなパターンです。

その瞬間には大した出来事に思えなくても、振り返ってみると「あの時のあれがあったから今がある」と気づくもの。

人生を変える出来事のほとんどは、こちらの「種蒔き開花タイプ」だと言えるでしょう。

 

 

 

種を蒔くために必要なこと

 

この「種蒔き開花タイプ」の確率を上げるために、私が大切だと感じるマインドがあります。

 

 

 

1. チャレンジすること

視野を広げるために、未知の領域に飛び込むこと。

いつもの安全圏にとどまらず、慣れない環境に身を置くことで、自分の価値観を揺さぶり、アップデートする機会を増やします。

 

 

 

2. 内省すること

ただ挑戦するだけではなく、その経験を振り返ること。

「何を得たのか」「今後の自分にどう活かせるのか」を考えないと、場数を踏むだけで終わってしまいます。

イタズラに場数を踏むだけでは、成長につながる経験を得ることができません。

 

意味は後からでも見つけられる。だからこそ、意味づけできる視点を持つことが大切です。

 

 

 

私の体験:なんとなく参加した研修が人生を変えた

 

ここで、私の体験をひとつ例として紹介します。

数年前、私はなんとなく参加したとある研修で、人生が変わる種を蒔くことができました。

研修の内容自体は、正直そこまでインパクトのあるものではありませんでした。

しかし、その場で出会った人たちとの会話や、彼らの異なる価値観、仕事への向き合い方、悩みや思いに触れる中で、自分の中に何かが芽生えたのです。


あの時、研修での出来事は単なる「日常の延長」に思えました。

でも、時間が経つうちに「あれがあったから今の自分がある」と思えるようになりました。

あの場で得た刺激が、自分の内面にじわじわと効いてきたのです。

その影響で私は視野を広げるために読書を始め、新しい価値観を柔軟に取り入れようとするようになりました。

まさに「種を蒔き、それが時間をかけて花開いた」経験でした。

 

 

 

あなたももう「種」を蒔いているかもしれない

人生を変える瞬間を「待つ」のではなく、自分で種を蒔くこと。

そしてその種から何を学び、どんな意味を見出すのかは自分次第です。

意味は後付けできます。だからこそ、たくさんの種を蒔き、挑戦と内省を繰り返すことで、その種を花開かせる可能性を高めていけるのです。

 


そして実は、もうあなたも、そんな「種」を蒔いているかもしれません。

 

一度、これまでの挑戦や経験を振り返り、花が咲いていないか、確かめてみても良いかもしれません。

 

どんなに小さなことでも、それを成功体験として捉えられれば、小さな風向きの変化を感じられることでしょう。

そして追い風があなたを高みに導くかもしれません。