お疲れ様です。
今日は皆が憧れる『人生が変わる瞬間』について、少し持論を交えつつ考えていきたいと思います。
というのも、私自身、数年前に人生を変える瞬間に出会った経験があるのです。
具体的には、ただの「会社のお荷物」だった私が、そこからリーダーとしての道を歩み始めたことがありました。
今回は、そんな経験を例に、「どうすれば人生を変える瞬間に出会えるのか」を独断と偏見で持論展開します。
人生を変える出来事には2つのタイプがある
まず、人生を変える出来事には大きく分けて2つのタイプがあると思います。
1. カミナリタイプ
これは、まるで頭上に雷が落ちたかのように、ある瞬間に劇的に価値観や行動が変わるパターンです。
皆さんが「人生を変えたい」と思うとき、イメージするのはきっとこちらでしょう。例えば、憧れの人との出会いや、大きな失敗、感動的な出来事など、一瞬で自分を変えてしまうようなものです。
でも実際には、そんな「カミナリタイプ」の出来事はごく稀です。
人生を変える瞬間のほとんどは、もうひとつのタイプに属しています。
2. 種蒔き開花タイプ
これは、あるきっかけが後からじわじわと効いてきて、やがて花開くようなパターンです。
その瞬間には大した出来事に思えなくても、振り返ってみると「あの時のあれがあったから今がある」と気づくもの。
人生を変える出来事のほとんどは、こちらの「種蒔き開花タイプ」だと言えるでしょう。
種を蒔くために必要なこと
この「種蒔き開花タイプ」の確率を上げるために、私が大切だと感じるマインドがあります。
1. チャレンジすること
視野を広げるために、未知の領域に飛び込むこと。
いつもの安全圏にとどまらず、慣れない環境に身を置くことで、自分の価値観を揺さぶり、アップデートする機会を増やします。
2. 内省すること
ただ挑戦するだけではなく、その経験を振り返ること。
「何を得たのか」「今後の自分にどう活かせるのか」を考えないと、場数を踏むだけで終わってしまいます。
イタズラに場数を踏むだけでは、成長につながる経験を得ることができません。
意味は後からでも見つけられる。だからこそ、意味づけできる視点を持つことが大切です。
私の体験:なんとなく参加した研修が人生を変えた
ここで、私の体験をひとつ例として紹介します。
数年前、私はなんとなく参加したとある研修で、人生が変わる種を蒔くことができました。
研修の内容自体は、正直そこまでインパクトのあるものではありませんでした。
しかし、その場で出会った人たちとの会話や、彼らの異なる価値観、仕事への向き合い方、悩みや思いに触れる中で、自分の中に何かが芽生えたのです。
あの時、研修での出来事は単なる「日常の延長」に思えました。
でも、時間が経つうちに「あれがあったから今の自分がある」と思えるようになりました。
あの場で得た刺激が、自分の内面にじわじわと効いてきたのです。
その影響で私は視野を広げるために読書を始め、新しい価値観を柔軟に取り入れようとするようになりました。
まさに「種を蒔き、それが時間をかけて花開いた」経験でした。
あなたももう「種」を蒔いているかもしれない
人生を変える瞬間を「待つ」のではなく、自分で種を蒔くこと。
そしてその種から何を学び、どんな意味を見出すのかは自分次第です。
意味は後付けできます。だからこそ、たくさんの種を蒔き、挑戦と内省を繰り返すことで、その種を花開かせる可能性を高めていけるのです。
そして実は、もうあなたも、そんな「種」を蒔いているかもしれません。
一度、これまでの挑戦や経験を振り返り、花が咲いていないか、確かめてみても良いかもしれません。
どんなに小さなことでも、それを成功体験として捉えられれば、小さな風向きの変化を感じられることでしょう。
そして追い風があなたを高みに導くかもしれません。